福山に宿を取り、そこから🚃で尾道へ。
広島来てから、めった船乗っとる。
島が多いのだものね。
そう、向島にゆくのは目的があるのだ。
perfumeグッズ、ズラズラ。
ここは、7年前?にperfumeちゃんが撮影地としたお好み焼き屋さん。
ここのお母さんと話したくて赴いてみたんです。
次の日が店の定休日だったのと、広島を発ってしまうというのもあって、この日のうちに行かにゃあいけん、と思って奮起しましたの。
とりあえず渡船乗り口の尾道で、観光インフォメーションのお姉さんに尋ねるというアナログスタイル。(広島いる間、携帯がずっと通信障害だったのです。のちにそれは私がただただ設定をポッケの中で押してしまっていた誤作動が広島auショップで発覚しましたが😂)
そして駅向こうの渡船乗り場まで歩道橋を渡り、乗り方分からぬままその場にしばし居てみる。
10分程したら船はやって来て、乗り場のおじさんに聞いたら、乗ってから中で運賃頂戴するよ、とのこと。
渡船はSuicaではありませんでした。
町の人々が渡船に乗っていくところに、ふむふむっつってついて行きました。
時間帯的に学生さんが多くて、自転車をそのまま渡船に乗せて乗船しとる女子高生もおりました。
ここの人々の暮らし、を感じて心ほわりとなりました。
夕焼けがさして水面がキラキラしていて綺麗でした。
尾道からの島々へのアクセスは路線もあって、自転車乗りの人達がよう使う、ゆうてました。
私のことを旅の者だと察すると、広島住民の方々が色々教えてくれました。
この田舎感がなんともノスタルジック。
向島までは数分で着きました。
さてさて、島には着いたものの営業しとるかしら。
お店に電話をしてみると、お母さんらしき方が出て、道案内してくれました。
perfume出とるから分かるよ、ゆうて。笑
私が一般客とも粒(perfumeファンの最近の呼び名です)とも知らず、当たり前のようにperfume出してくるお母さん。
島はポツポツ灯りあるものの少々薄暗い。
着いたー。
お母さん店の前でお出迎えしてくれました。
お任せでお好み焼き焼いてもらう。
ほんでビール頼む。
Tシャツ着とるね、腕時計もなん?て、perfumeグッズに突っ込んでくるお母さん。
私もこのツアーでTシャツ買ったわー、店でも着てるわーゆうてました御歳77歳。
お母さん、腰を痛めていて、ライヴ行こか、どしよかー、て悩んでいたらしい。
でも、色んな人々から、行きましょーよ!ゆわれてたり、perfumeちゃん本人達がラジオで一茶のお母さん来てくれるかなー?てゆうてたらしんです。
あ、お好み焼き屋さんの名は一茶さんというのです。
意を決して1日目行ったらしく、思いきって良かったー、と言っていましたキラキラの77歳。
そう、トミーも思いきらなきゃ台風に負けていたこのツアー。
そんなこんなで、perfume話聞きに行ったはずが、お互いのディープな身の上話になってしまいました。
その時間帯、お客さんが私ひとりなのもあってベラベラお話してしまって氷結が進みました。
更に近所のおばちゃんがお好み焼き買いに来て、そのおばちゃんも交えてローカルトーク。
ここの住民のいつもの夕暮れ時。
今度いつ来れるんだろう。
またお母さんに逢えるかな。
これが最初で最後かも。
なんて素敵な時間なの、今、この時。
そんな気持ちで夜の渡船に乗る。
夜の灯り見ながらの渡船も綺麗だよ、とお母さんは言っていました。
お別れが少し寂しい気持ち。
またね、と店先でバイバイして夜の渡船に乗りホテルに戻ることとします。
今日は、もうお腹もいっぱいだし、1人飲みには出ずホテルでまってりしようー、と思い帰路についていると、めっちゃタイプなんですけど、と道中でナンパされました。
渡船で風に吹かれて髪ボロボロ、メイクも半落ち、perfumeツアーTシャツにダボパンだったのに何故ナンパされたのか。
もうすぐ50だし、結婚しています、と伝えたら、そうなんですか、綺麗だなぁと思ったので声かけちゃいました。お幸せに。。。と言って去って行きました。
ありがとう。
若者にナンパされただけでおばちゃんは嬉しかったよ。
のっちの地福山でナンパをされる。
おもろい想い出が出来ました。
つづく