異形の赤玉

今日は祝日だということをスッカリ忘れ、役所を訪れた慌てん坊のトミーです、こんにちは。


なんだかモヤつくと文をしたためたくなりますね。
そう、トミーはモヤついています。
久々のPMSなのです。
PMSという病をご存知でしょうか。
月経前症候群という病なのですが、その名の通り月経のある雌の人間にしか発症しない病です。
トミーの場合は月経前になると、壁に頭をガンガン打ちつけるトリッキーな行為が出ます。所謂自傷行為です。刃物で己を傷つけることはなくなりましたが、壁ガンは今も尚継承中です。壁ドンみたいだし、なんとなくリズミカルで楽しそうですが、その時は辛いものですし、同居中の彼には迷惑をかけたものですし、更に死にたくなったりしたものです。
以前婦人科を受信しましたが、専門外だったらしく、腫れ物に触るような対応で早々と帰されました。
月経前っつーくらいだから婦人科で良いのかと思いましたが、赤ん坊を産まぬ閉経を待つだけの女が病んでいても、どうやら帰れと言われるだけのようですよ。
結局、「気」を整える漢方と「血」を整える漢方を出されて大人しく帰りました。
帰宅途中の車の中で発狂しながら雄叫びをあげたら自分の声のでかさにびっくりして帰った記憶です。
僕ったら、こんなに大きな声が出せるんだね、と少し自分を褒めました。
そう、そんなPMSが久々に蘇ってビクついているのです。
ここ数ヶ月、音沙汰のなかった病君達がカミングバックしているんですよ。
ボヘミアン・ラプソディ観に行った時はパニック障害君が、お久しぶり~おげんこ?と戻って来ましたし、また久しぶりに冷や汗かこうぜー、と誘ってきます。
ひぃ、ひぃ、もうやめてよ、パニ君。
貴方とは別れたはずなのに。
恐ろしい記憶ばかり蘇って来ます。
ワニワニパニックです。
いよいよデトックスの時期ですかね。

前回の巻でのマニフェストに、
今年は自分以外の自分を設定してみよう
というのがあったのですが、年末からテーマだったのです。
トミーはガチモッズでないまま、モッズバンドに身を置かせて頂いているのですが、設定次第ではガチガチのガチモッズにだって成れるのですよ。
そう、己で設定したらいいのです。

トミーは昔から自分嫌いであったので、今日はこういう人で行こう!という自分以外を設定をしている事が多々あった事を思い出しました。
ずっと大阪弁で日常を過ごしていた時は、関西人を降ろしすぎて、ガチ関西人を騙した事もあります。
言わばネイティブ降臨です。
都合が悪くなると中国人になったり、ラスカルの鳴き声を発するだけの人になったりしていました。
そういえば最近、ヤプーズとかゲルニカとか急に聴いていたのですが、戸川純女史も申しておりました。
今日はクレオパトラとか、毎日テーマを変えて自分に降ろす、と。
いいとものテレフォンショッキングかなんかで言ってたんですよ。
あ、私も私も。
別人おろすの好きー、と思って観ていました。
だがしかし、自分てワンパターンではなくて、自分以外の自分みたいな人格もあって、でも、それが流れゆくので逐一見張っていなかったのですが、昔のトミーはトミーであってトミーでないのですよね。

幼い頃はギャグ1つ飛ばせないコミュ障で、出来れば誰とも会話したくないお子様でした。でも成りはラブリーでファンシーなTHE女の子的なものが好きでしたし、サンリオとかに萌えてましたし、服装もフリフリピンクの水玉スカートとか履いていたので男ウケは良かったみたいです。
中学生の頃はヤンキーに成りたかったのですが、成り方が分からず、保健室でオキシドールを髪にかけて、なんとなく脱色していたり、部活に行かず近所のジャスコでビールを呑んだりしていました。
結局ヤンキーには成れずじまいでした。
本物のヤンキーに成るには家庭環境も大事だということを悟りました。
トミーは腐ってもお嬢様だったのです。
はたまた高校生の頃はインテリジェンスで、ミーハーな会話には一切混ざれませんでしたし、哲学概論や宗教書なんかを読み漁っていたので友達は勿論いませんでした。
フリーメイソンの本や量子力学の本を立ち読みしていたら痴漢にあったこともあります。そんな本を読んでいるからナメられたのだと思います。イタリアのホラーを観ながら自室でマイヤーズのロックをヤる、というのが至福だったりした傷んだJKでした。
短大生の頃は芸術系の学校だったので、まぁまぁ頭のおかしい友人が出来たりして、クラブ通いとかして、DJとかもやり出しました。音楽を沢山聞き出したのはこの頃だったかもしれません。
卒業後は就職難民で病み出し、その頃父の入院先で見初められた医者様と無理くり結婚でもしちまえばいいのかな、と雑に思ったりもしましたが、結婚も就職も恐くて恐くて、先に進めないエモンに成り下がりました。
嗚呼、思えば社会に出てからです。
私が雑になったのは。
学生で居たかった、いつまでも狭い城で燻っていたかった、のだと思います。
まぁ、いわゆるフツーのニート願望です。
デザイン系の仕事は、なかなかの体力勝負なので、面接はことごとく落ちてました。
その頃は体重が35キロとか、そんな痩せっぽちだったので、見た目にもうアウトで、あんた体力ないでしょ?と見なされてました。
まぁ、実際無いのですが。
その後も精神病を発症しつつも、誰かに救われつつ、何かに救われつつ、現在に至ります。
今も昔も変わらないのは酒が好き、という事実だけですね。

こうやって文をシタタメルと、己の履歴がよく理解出来ますね。
私が病み始めたのは社会に出てからのようですな。まぁ、潜在的に病っ毛はあったのだと思われますが。
いつから発症したのだろう?と謎だったのですよね。
そして病は手を変え品を変え、私の元にやって来るのです。
自律神経失調症
自傷
不安神経症
パニック障害
PMS

私は鬱傾向にある人間だと思っていたのですが、ドイツの心理診断をした時に「軽躁」と診断されました。
殺人鬼に多いタイプだそうです。
気をつけなければいけませんな。
皆さんも気をつけてくださいよ。
トミーに殺られないでくださいよ。


さて、今週はMAD兄とBAWDIES観に武道館行きます。
トミー、32歳頃にBAWDIESのロイ君に、きゃーサインください、と歩み寄るエキストラした事あるんですよ、映画で。
あの撮影、物凄く楽しかった。
いつも通りのトミーなんですけど、公で演技する、という行為が初めてだったのでテンション上がりました。
自分以外の人になった、という高揚感。
おもっきしミーハーなファン、という設定を設けて瞬時に自分に課せました。
その結果、女優が最高、というお褒めの言葉を頂き1発OKでした。
もう、二度とクソ恥ずかしいので観たくありませんが。

精神の病に追いやられるのって、きっと己を見張り過ぎなのだと思います。
もう少し自由に野放しで無責任に。

あ、今日、銀行の駐車場で、マーキーちぃさんに偶然あったのですが、「なんでも、すいません、って言っとけばいんだよー」
と素晴らしいお言葉を頂いたので、今年はなんでも謝まる人になりたいと思います。


次回のライヴは今月27日 日曜日 ファンタジージャパンです!
すいません!!