みて、みて。
着してもらったん、サリー。
トミー、昔さ、インド雑貨屋さんでサリー買ってさ、このメーター数なんすかっ、っつんで自力で着れなかったん。
すんげ長いんですもん。
他人に手伝ってもらっても着れなかったん。
それもそのはず。
こんな風にヒダヒダにして安ピンで留めて内側に入れ込むんだな。
お友達の大学時代の先輩の義理母に朝からホテルに来てもらって着付けしてもらったのです。
初めてなので1時間は見たほうが良いかな、と言われ、先にちぃさんの着付けしてもらって、次トミー。
やはりニポンの着物と一緒で、なかなか若い娘さん達は自ら着れないらしい。
私も自分で着れないので、この後着せてもらうんですー、と娘さん。
ママ、大忙しやね。
日本から持ってきた自前ビンディ(キラキラのおでこに付けるやつね)を付けようとしてたら、娘さんが、余ってたら私にもくださいー、と言ってきたので日本で買ったビンディをインドガールに差し上げました。
彼女は青いサリーを着ていたので青いビンディにしていました。
こんなお洒落も楽しいね。
サリーの色の組み合わせで、ビンディや小物も決めたりして。
普段サリーが着れる人なら、日本でもサリーファッションしたいだども。
いかんせん不器用なトミーは無理だし。
でも、こんなおめかしさしてもらってワクワクだよ。
さて、会場にレッツラゴ!
会場に到着!
続々とインドの人々が会場へ。
ちぃさんのサリー姿も、ディヴァイン・ゴッデス!
神々しいったらないね。
新郎新婦、スタンバってます。
ひゃー、美しいー!
会場には、ななんと、1000人くらいの人、人、人らしいよ!
何言ってるか分からないし何やってるか分からないけど神々しい!
神に誓ってる感!
日本の眠たい教会式とは訳が違うぜ!(採毒中)
何言ってるか分からないし何やってるか分からないけど、不思議と共に目を閉じ合掌していました。
この合掌という手印は、インドも日本も共通だよね。
ナマステハンド。
結ばれてゆく感上昇中。
うっとり。
約2時間くらいかな?
儀式も終わり、お食事タイムと撮影タイム。
インドの人々は老若男女セルフィーがお好き。
セルフィー、セルフィーゆうて、撮って撮って、ゆうてくるから、
撮るぢゃん。
撮るぢゃん。
つか、青いの着てるマダムが撮ってっつったんに、いっこもこっち向いてないし。
お外でもセルフィー。
というか、日本人贔屓が止まらないよ。
芸能人とか、こんな感じなの?くらい、わらわらインド人が話しかけてくる。
おばさまに右手首を掴まれ、あなたサリー似合ってるわよ!と言われ、ねぇ、写真撮ろう!と若い娘っ子に左手首を掴まれ、カラダが半ブーンになるかと思ったよ。
引き裂かれるかと思た、あぶねぇ、あぶねぇ。
兎にも角にも、きっとこの瞬間が人生最大のチヤホヤピークに過ぎないね。
嗚呼、ここにいれば一生優しくしてもらえるかなぁ。
つか、きっと半日くらいで飽きられる予感。
予定通り日本へ帰ろうーっと。
バナナの葉っぱの上のゴハーン!
雑だったけど、めちゃ旨でした。
インドの旅中で一番味付け好きな濃度だったかも。
結婚式会場だもんね。
手で食べるのもこなれてきた感じ。
南インドのカレーは旨い。
昼の部から少し休憩したら、今度は夜の部!
いっそがしーね!
新郎新婦も大変だっ。
最後に、ちえこ様の神々しいサリー姿をどうぞ。
初めてお見受けした時から、この雰囲気、何かに似てる何かに似てる、と思ってたんだけど、きっとこれだよね。
神々しいはずさ。
つづく