南インド滞在記〜披露宴だよ!全員集合!〜
夜の披露宴会場だよ。
なんだかまだ少し早かったみたい。
素敵なお庭だね。
謎の壺位置。
私達一番乗りみたいなので、庭園をウロウロする。
宿泊施設と合体してるような場所で、少し迷路めいてる私達。
インド到着後やたら私達を世話してくれるカムおじさん(come!とすぐにいつなんどきも私達を誘導するので、こう呼ばせてもらったよ)が、時間までラウンジ連れてってくれるっつんでビール呑む。
あ、そういえば披露宴前、ニポンチームが廊下にカムされてムービー撮られたんだけど、あの茶番ムービーはイズコへ。
よくあるお祝いメッセージ撮るっつーアレなんだけど、どうする?何する?っつんで、案の定グダグダになってサザエさん歌う始末だったやつ。
会場内で流れた様子もないので、きっとお蔵入りです。
さぁ、披露宴、始まるよ!
おっとその前に庭園で新郎新婦をキャッチ!
かっこいい!
インドの王様とお姫様じゃて!
素敵ぃ〜。
披露宴前のパシャリ。
その後お式前の会場でニポンチーム大人しく待つ。
この時、この日、この瞬間だけ、
トミーは少し下り腹だったのだ。
耐える。
新郎新婦の入場です。
あ、なんか、見たことあるー。
ニポンの披露宴ぽーい。
つか、花火すごーい。
花火っつんは日本じゃ考えられないねー。
そして新郎新婦、着座。
インド英語全然聞き取れない、つか、聞き取る気ないんだけど、進行的には日本の披露宴のように、選ばれし人々が祝辞を述べる、お祝いメッセージが届く、余興がある、新郎新婦の幼き頃のスライド、などなど。
日本の披露宴と寸分違わぬ感じです。
ただ、インド人は意外と立ち上がらない、踊らない、という事実が発覚しました。
あ、そうです。
私達ニポンチームも余興したんですよ。
トミーズハズバンドが曲を捧げたんです。
結果、ばかうけですよ?
お菓子のお煎餅的なアレじゃないですよ。
ニポンでヒカゲのハズバンドはインドでヒノメを見ました。
インドでヒットすりゃいんにな。
結果、踊らないインド人が踊ったという伝説。
アメイジング!だとか
アウサム!だとか
スーパーソング!だとか
えらい言われようでしたよ。
まぁ、ほんとにいい曲なんですよ。
インドにオリコンてあるんですかね?
入ってほしいですね、ミスター。
その後のインド人、火がついてずっと踊る。
これこれ、これが見たかったんよ、あたい。
老若男女飛び跳ねる。
楽しいので、しばしの疲労と下痢を忘れる。
ひとしきり騒いだ後、まだ酒を呑もうと誘われる。
実は僕達ニポンチームは既に意外とグッタリなのだ。
だがしかし、誘われる。
みんな待っているよ、と言われる。
こんなに贔屓されるのはコレが一生で最後かもしれない。
力を振り絞ってゆく。
でもでもでも、
インドの人々とこんなに交流出来るなんて良かった。
こんな経験なかなか出来んよ。
アメイジン…、オロロ。
次回も友達の弟の結婚式、もしくは従兄弟の結婚式、はたまた親戚の結婚式、挙句は知らない人の結婚式、みたいな事で再びお呼ばれされたいな…。
あいつまたインドに呼ばれたってよ、なんて、クスッ。
ホテル帰宅後、一瞬ネガティヴに落ち入る。
あとの祭ってこうゆうこと?
帰国が差し迫ってる寂寥感、祝い倒した燃え尽き症候群。
日本に帰ったあとの現実。
ベッドの上で軽くため息。
すると音がしたんだ。
鈴のような鳴り物が落っこちた音。
ガバッと起きて確認するけど、何処にも何も落ちてない。
ヘイ、ベイビー、そんな事思いなさんなよ、オーケー?
と問うてきたのかしらインド神。
と思いました。(多分インドの神そんなYAZAWA調ではない)
明日はインド滞在最終日。
まだまだ楽しむのっし。
つづく