南インド滞在記〜また、きっと、カリカット〜

最終日夜、酒でも飲みに洒落込みたい。

ケララ州、禁酒法のなんだりかんだりで、私達の宿泊してホテル隣接のレストランにはお酒が置いてない。

レセプションに聞いて、近場の酒場を案内してもらいました。

トゥクトゥクというワードが出てきたので、トゥクトゥク乗り場に行って場所を告げると、乗るまでもないよ、歩いていけるよ、と言われ、三度目のトゥクトゥクは利用しませんでした。

てくてく歩いて行くと目的地を発見。

別のホテルのラウンジです。

ドメスティックウィスキーを何杯か楽しみました。

そういえば、ちぃさんはどうしたかしら。

電話に出なかったけれど。

きっと楽しんでいるであろう。

そんな心持ちで宿泊地に帰宅。

ホテル隣のレストランで最後のディナーすんべ、と言って入店。

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味噌ジンジャーチキンつーのがあった。

もう日本帰るけど、味噌という文字につられたので注文。

パスタも久々なので食べる。

腹いっぱいでホテルに戻ると、レセプションから呼び止められる。

403は友達だよね?

ちぃさんのお部屋の番号です。

ええ、ええ、お友達です。

今日、出かける姿を見ていないけど?

と言われたので生存確認に部屋へダッシュ

コンコン、ピンポンすると、ちぃさんがガチャリ。

よかった…ちえこ、すてぃる、あらいゔ…。

どうやら疲労とスパイスでゲーゲーだった1日だったようです。

きっと、インドの神様がまた呼んでいるのです。

また、また、きっと、リベンジにおいで、と。

私も必ずまた来るわ、と心に誓いました。

翌日朝無事にホテルを出発。

カリカット空港へ。

この景色も見納めだなぁ。

カリカットの町の景色をタクシーから眺める。

軒先で売られてるバナナ。

昭和っぽい柄のお布団屋さん。

ポップな外観の病院。

スタイリッシュな野良犬。

また。

またね。

また、逢おうね。

忘れないよう。

南インドの、この空気を。

カリカット空港着。

つづく