リアリティがないけど、ボクは確かに在るよ。

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うらうら
うらうら

いいお天気ですねぇ。
ひなたぼこ、したいすなぁ。


ボジュール。
トミーです。



トミー、今日は午前中のお仕事を終え、

無性に水澤うどんが食いたくなってですね、

気がつけば独り、ざるうどんと舞茸のお天ぷらに食らいついていたわけなのです。


はぁ。
なんでだろー。
なんで、水澤うどんが、こんなに食べたくなったのだろー。
あたし、なんで、うどん食べたいんだろ(ex CHARA)。


あら
今日、
父上の誕生日だ。


父上の命日は、まだピンとこないのだども。
誕生日は忘れないのだー。


きっと父上が憑依して、
無性に水澤うどん食いたくなったのだな。

よく食べに行っていたものね。



独り水澤うどん、初めてなので、
ちと、寂しいかしらん?とも思ったのだけど、
トミー、ある事に気付いたよ。




おつゆを独り占め出来るんだ。



あゝ、至福。

他者のお汁の配分に気を遣わずに、
おつゆを独り占め出来るだなんて。


贅沢な午後だなぁ。


もちろん、薬味も、
全てトミーのものだよ。

ただ、欲張ると、
わさびがからいね。




今日は、とっても天気が良くてさ、
うらうらしたいから、水澤観音にも寄ってみたの。




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カフェバスの前の、
ウインドチャイムが心地よすぎてチルアウト。

やゔぁい。

オチてゆく。



うどん+コーヒータイムだなんて、
なんて、
なんて、麗らか。
ブリリアント!


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このコは去年までいた看板ネコのマキちゃんだょ。

亡くなってしまったのだって。

ずーーーーっと眠ってるコで、

その、ずーーーーっと眠ってる姿が、とても幸せそうで。

野良な彼女は、ぬくい場所で眠れるってだけで至福だったのだろうなー。

あったかい場所とゴハンがあれば、
きっとみんな幸せなんよ。

マキちゃんのニャン生を綴ったフォトブックが、
カフェ前のテーブルに置いてあるのだけど、








だめ



トミ



堪らえ

られん






マキちゃん…




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トミー、
涙腺崩壊…。



父ちゃんの誕生日に、
父ちゃんの想い出でわなく、
見ず知らずのネコで泣く。



でも、父ちゃんのフォトブックも、
こんな感じであったら、
泣いちゃうのかな。

つかさ、
きっとさ、
人間がフォトブックったらさ、
きっとさ、
盛るよね。


こんなん成し遂げました、とかさ、
こんなんに捧げました、とかさ、
栄光とかさ、功績とかさ、
盛るよね。

きっと盛るよね。

確かに立派。
立派なんだけどさ。


なんだかさ、
欲望のままにさ、
食って、寝て、
うろうろして、また寝て、
みたいなさ、
マキちゃんのニャン生に幸福を感じてしまった。

頑張る
とかぢゃなくてさ、

生きてる
って思った。

短いニャン生だったけど、
生きていたねぇ、
って思ったよ。


なんでもないようなことがさ、
幸せだったと思うよね(ex とらぶりゅう)。


あゝ、トミーも今日は、
本能のままに、うどん食ってさ。

本能のままに、うらうらお散歩してさ。
茶、しばいてさ。
御朱印貰ってさ。


ほんとはね、
うどん食いたきゃ、家で食えばえーが
って頭の中で声がしたんよ。

でもさ、
トミーのハートはさ、
水澤うどん食いとうもん。
てゆうけ。

どうしたって、食いとうもん。
て、ゆうが。

なんかね、
ハートがチビトミーで、
頭がママトミーな感じ。

なんか、ロボトミー手術みたいだけど。

ママトミーはさ、コストも考えて、節約ゆうてさ、家にあるうどんでえーが、って思うけどさ、

チビトミーは、もう、本能なんよ。
なんだか知らんけど、めっさ食べたいのんよ。


あゝ、あの時、
ママトミーのゆうこと聞いてたら、

水澤うどんの美味しさも、
ウインドチャイムを心地よく感じながら美味しく頂いたコーヒーも、
うらうらした暖かくて気持ちのいい空気も、
マキちゃんのニャン生も、
何も感じることが出来なかった。

自分の直感に従うって、
そうゆうことなんだな、
って思ったよ。

直感に従えば、
豊かな感情が待っているんだ。

ママトミーのゆうことなんか聞いちゃダメだよ。

一見合理的でも、
なんだかココロが貧しくなっちゃうよ。
つまんないよ。

と、ママトミーに言ってみた。

昔はママトミーに負けっぱなしだったけど、

最近のチビトミーは、つおい。


だって、楽しくて心地いーのが1番なんだもん。



今日は父さんが、そんなことを教えてくれたかんぢ。


やっぱり命日よりも誕生日だよね。

*1: ༎ຶ‿༎ຶ