ウナギ☆記念日

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ターゲット、発見。

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なんつって、MAD兄のお気にスニーカー。
トミーも欲しい欲しい、欲しいってばよ。
あ、つか、こんなドラム脇に置いてあるからって、何処か高層階から、MAD兄は飛び降りてないからね、念のため。


こんにちは。
未だ天パの治らない低気圧ガール、トミーです。

今のところライヴ予定もないので、いまいちピリリとしないアクセラファミリー。
半分壊れたままのチューナーを、新しく買い換えないトミー。

きっと、この雨が止んだら、
トミーのやる気の無さも晴れるのさ。
全ては天気のせいさ、イェャ。

胃腸の調子も芳しくなく、普段は二杯飯を喰らうトミーもダウナーモード。
そんな時、天から声がしたんだ。
「鰻を食べに行きませんか?」
その天の声は、ちーさんなんだけど、僕にとってはもう神様みたいな人なので、二つ返事でアラホイサッサー。
鰻を御馳走になっちゃったYO!

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トミー、肝ってやつを初めて食べたんだけど、天にも昇る肝チだったさ。
焼いた肝と肝ワサってやつ両方食べた。
こいつら、まぢヴァイブスやべぇ。
ビジュアル、リンチなくせして旨ぇ。
前日はビール一杯で気分悪くなって寝込みモードになっちまって、私ってば更年期!なんて本気で思ってたけど。
ウナ肝とヴァイブス感じちゃったらビールが進んじゃって進んじゃって!
エス!エビスビール!
トミーは鰻って、そうでもなくて、丑の日だからっつって、そんなにウナウナ言うコでは無かったの。
うちの爺さんが鰻めっちゃ好きで、おばぁちゃんがよく土用の丑の日に鰻買って来てたんだけど。
まぁ、あやかって少し食すのだけど全然良さが分かんなくて。
大人になってからも、ずぅっとこの感覚。
男達は皆、鰻が好きだから、男達の為に土用の丑の日に同伴するだけで、わたしゃそんなに食いたくねぇ。
これが本音だったのよ。
だけども、この「初めての日」は、電氣走っちゃったよね。
電氣ウナギだよね。
だから、この日は私の、ウナギ記念日
令和元年七月二十一日。
私は忘れない。
この素敵な日を。
鰻が私を忘れても、
私は鰻を忘れない。
私はあんたを、忘れはしない。
誰に抱かれても、忘れはしない。
「鰻」という字は「浪漫」に似ている。
私の飼い猫のミケちゃんは、喋れぬ口でこう云ったわ。
どうやら私は恋してしまった。
鰻に恋してしまった。
帰宅してからも鰻が頭を離れなくて、旦那様の腕の中でも鰻を想って眠った。
寝ても覚めても頭の中は鰻のことばかり。
いいえ、頭ではないかもしれない。
心の中がウナギ色に染まってしまった。
私は旦那様を、ウナ切ってしまった。
ウナ切りは、なおらない。
手錠をかけても。
生け簀の底から見つめるウナギ。
意外と根に持つタイプのウナギ。


神(ちーさん)は、こう云った。
「鰻よあれ」
すると、鰻はあった。

チエコによる福音書 第1章 より